採用サイト座談会②
営業チーム×制作部×総務部:
営業のこころと正文社の原動力
営業職としてご活躍の経験がある方も、これから営業職にチャレンジしてみたいと考えている方も、皆さんがお持ちの「営業職」のイメージと、正文社の「営業職」は少し違うかもしれません。
正文社の営業チームは、個性も営業スタイルもそれぞれで自由。だけど、全員に「お客様によりいいものをお届けしたい」という情熱があります。そして、みんなが同じ情熱を持っているから、みんなで働きやすい環境をつくることができる。そんな正文社の原動力の一端をお伝えします!
話者紹介
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Y.H
- 入社年:1989年
- 現職歴:(営業)7年
- 私が営業やってますというとみんな驚きます。
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J.O
- 入社年:2000年
- 現職歴:22年
- アパレル18年、印刷23年やってます
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Y.I
- 入社年:2021年
- 現職歴:2年
- 編集・デザイン・企画提案など…いろんなことやってます!
営業のこころ、その原点にあるもの。
“「お客様のためにできること」にめちゃめちゃ全力”
1日1日の積み重ねが、会社の未来を築いていく
私は元々人前で話すのが苦手。それでずっと制作をやってきたのが、いきなり「営業がどんな仕事をしているかちょっと見てみない?」って言われて。ちょっと見てみるだけのつもりが、そこからどんどんと…(笑)。
Yさんは、制作の経験があったからこそ、営業と制作の2つの視点から、お客様によりいい提案ができるのが強みだと思います。一方で、ずっと営業一筋の皆さんは、用紙とか印刷のことにすごく詳しいんですよね。それぞれの知識や得意なことを活かして、お客様にもっといい提案をしよう、と情熱をもって考えられるところがすごいと思っています。
ほかの印刷会社だと、『工務』といって、全部の仕事を把握して、作業の振り分けから紙や印刷の手配までする、というポジションがある会社もあるんだけど、正文社は昔からいないのね。
正文社では営業が入稿から納品までの担当を請け負っているので、どんどん紙のこととか印刷のことに詳しくなる。
そんな背景もあってか、Yさんの営業スタイルってめちゃめちゃ全力。その根底には「助けてあげたい」とか、「希望を叶えたい」みたいな、そういう気持ちがやっぱり強いんだなって。「こういうものが欲しいけど、どうすればいいの…?」というお客様に対して、まず「どうにかしてあげたい!」ってところから始まりますよね。
そうね。まず“相談”としてお話を聞いて、デザインが必要とか、編集が必要とか、撮影が必要とか、そういうことがわかったら制作部にも相談して、それで形にしていく。自分一人ではできないから、チームというのをすごく大事にしていて、それぞれに全力を出してもらえるように考えている感じかな。
Yさんが営業になってから、新しい仕事がすごく増えてるの。今までやったことないことも。たぶんYさんだからお客様も安心して頼めるんだなって感じがする。
納期が厳しいのに「…大丈夫!3日後に納品できます!」って言ってしまって、制作部にすごく頑張ってもらうことも(笑)。それでも、お客様が困ったときにお応えできれば、また次からも任せてくれることもある。それから、そんなお客様がお知り合いの方を紹介してくれることもすごく多いのね。それで、紹介されたお客様からもまた相談してもらって。そのお客様が、またお知り合いに紹介…みたいなこともあって。
お勤め先が変わられたお客様が、次のご所属先でもうちに発注してくれることもありますよね。
そう。あるお仕事のときに私の勘違いからミスを出してしまって、お客様に「これ、違うんだけど」って指摘されたの。すぐに会社に持ち帰ってきて、制作部にその日中になんとか急いでお願いって頼んで…。それで、すぐに修正版を持っていったら、「完璧に直ってる!」って。失敗してもしっかりリカバリーできたことがきっかけで関係が深まって、お客様が別の職場に移られても、正文社に仕事を任せてくれるほどになった。
お客様のご紹介というスタイルは、昔から正文社の営業の本流なんだよ。だから飛び込みで仕事をとりにいくってことがなかった。うちにはいろいろなタイプの営業がいるけど、みんなその人なりの強みを活かしていて、それぞれの営業スタイルを制作部が品質とスピードで全面的にバックアップしているというのがすごく大きいよね。
正文社のいいところの一つって小回りがきくことだと思うんです。どんな仕事も、丁寧に積み重ねることで繋がっていくものがあるという気持ちがある。だからこそテキトーなものを出していいとは思わない。そして、それが実際にいろいろな形で実を結んでいるという手応えがある。…なんか、本当にそんなことができる会社ってあるんだなって感じます(笑)。
例えば、名刺ひとつとっても「こんなに早くできるの?」ってすごく驚かれる。そうすると、他の仕事もきっと早くて正確なんだろうって感じてもらえるんだよね。
『名刺が早く仕上がった』という実績が、正文社の名刺になってるってことですよね。最初は名刺のような依頼からですけど、ホームページ設立とか動画制作とか、そういう「なにかつくりたいんだけど…」ってことがあったら、「とりあえず正文社に聞いてみようか」って思ってくださるお客様も多いですね。
それまでの信頼があってこそ、声をかけてもらえるんだよね。ホームページなんかもそうで、うちがまだホームページ作成の実績がないのに声をかけてもらったことがあって。それをやったことが他の仕事にも繋がってきている。…だからめちゃめちゃ大変だったけど最初に頑張って良かったなって(笑)。
お客様と何気なく未来の仕事の会話ができる関係性って、そう簡単につくれるものじゃないですよね。やっぱり綿密なコミュニケーションができるようになっているからこそ、「そういえば、こういうものがつくりたいと思ってるんだけど…」って話してもらえるのかなって。
私はやっぱりコミュニケーションには苦手意識があるから(笑)。だからお客様と色々な話ができるうちの営業ってすごいなって思っています。もちろん親しく話せるお客様もいらっしゃるんだけど…。お客様から対価をいただいているプロなんだから、満足いただける仕事ができないことは、大変に恥ずかしいという思いがどこかにあって、だからこそ、常により丁寧にしなきゃって心がけてる感じかな。
新しいことをしよう。印刷会社だから、正文社だから、できることがある。
“正文社の営業は、チームのコーディネーター!”
積み上げてきた信頼と実績のおかげで、新しい挑戦ができる
最近はホームページ制作とか動画制作とか、どんどん印刷会社の枠から外に広がっていってるという実感があります。時代の流れとして紙の印刷物が減ってきているなかで、正文社は他の事業に参入することに比較的抵抗感なく踏み込めたのかなって印象があるんですけど、実際はどんな感じだったんですか?
新しい事業をやるときというのは大体「おもしろいからやってみる」んだよね。動画作るのもおもしろい。じゃあ社内でもやってみようかって。
印刷会社が動画制作の仕事をするといっても、具体的に想像するのは難しいと思うんです。例えばホームページ制作の一環で、動画を撮ることがあって…確かに実際に撮るのはプロのカメラマンさんなんですけど、現場で撮るものを考えたり、必要なものを確認して手配したりとか、そこは正文社の腕の見せ所なんです。そういう仕事をしてみると、印刷物に限らず、“いいものを作る”ためにいろいろなことを考える力は、今の正文社の強みとしても大きくなってきているんじゃないかなと感じるんです。
営業の能力というのは、そういうコーディネートをして最適なチームを作って1つのものを仕上げるという能力。だから印刷のこと詳しいとか、そういうことだけがすべてではないんだよね。
営業というと、『お客様のところに行って仕事をいただいてくる仕事』とイメージしがちですけど、正文社の営業は『いろいろな人とコミュニケーションをとってチームをコーディネートする仕事』ともいえるんですね。
お客様の意向を汲み取って、制作や外注のデザイナーに伝えるという作業になってくるから、それがちゃんとできること。それから、でき上がったものや提案をお客様のところに持っていった時に、こちらの意図をちゃんと説明できることも大事だね。
ただデザイン案を持っていくだけじゃなくて、どうしてこういう風に作ったとか、どういう意図があって作ったかというのをね。今は企画書を出してもらってるから、説得力が増して助かります。
「うちは飛び込みとかセールスはしたことない」というのはつまりそういうところの積み重ねなんだよね。担当が変わっても、「じゃあ次は君ね」ってお客様に受け入れてもらえて、今度はこんなことを頼みたいと相談してもらえる。それを持って帰って、制作に説明して納品するというそのルーティンに正文社の積み上げてきた信頼と実績があるんだよね。
柔軟で風通しのいい会社、って感じられるのはなぜだろう?
“いい仕事のために大事なのは、いい環境であること”
柔軟に受け入れ、柔軟に変化できる、という「強さ」がある
動画制作をやろうってなった時に、「じゃあ使い勝手のいい新しい撮影機材を買おう」ってなることとか。柔軟に新しい機材を購入して、それをみんなで活用しようという意識があるような気がします。
でも、それが怖くないのは、みんながちゃんといいものを選んでくれるから(笑)。
社内に詳しい人がいるのは心強いですよね。あと、僕は業務としてクリエイティブなことを結構やるようになったんで、元々のパソコンだとスペックが足りないってことになったんです。それを軽く話したら「じゃあすぐ変えよう」って。ちょっとしたことでも社員の要望を聞き流さず考えてくれて、すぐ物品購入に繋げてくれたというところがありがたかったです。
全部が全部、叶うわけじゃないけどね(笑)。でも優先度としては高いんだよね、環境を整えるというのは。
それで効率が上がるとか、仕事が楽になるとか、そういうことがあるんだったらどんどん言って、環境を整えてもらいたいなって。
だからYさんがiPhone6を使っているって知ったとき、びっくりしたもん(笑)
日によっては、ずっと外に行ってるじゃない。で、メールを確認したいんだけど、なかなかつながらない。しばらくの間は我慢してたんだけど、さすがにこれは嫌だなと思って、携帯変えたいんだけど…って言ったの。そしたら、「もっと早く言ってよ!!」って(笑)
みんなのことは気にして、自分のやつ古いままだったんですね(笑)
やっぱり作業する環境が整わないという状態だと、良い仕事ができなくなってくると思うんだよ。だから、それはなにより大事だと思うんだよね。
若い人が増えてきたから、色々提案してもらいたいのよね。今、こういうことが最前線でできるってこととか、こんな便利なものがあるとか。いいものはどんどん取り入れていきたいし、そういうことが分かっていないとお客様にも提案できないもんね。
お客様の期待に応えられる「いいものを作ろう」!
“お客様のリアクションが励みになる。だから成長できる。”
個性を活かして、どこまでも成長できる。
そして新しい営業さんが新しい風を持ってくることも期待してる(笑)
新しいことへのチャレンジを楽しめるタイプの人にぜひ来てほしい。もちろんルーティンもおろそかにすることはできないけどね。
でも、どっちのタイプもやっぱり一般的に考えられる営業さんとは違いますよね。営業さんって、やっぱり営業成績を競ってガンガン仕事を取りに行くみたいな…。どうしてもそういうイメージがあって。
やっぱりいまだに営業って聞くとそういうイメージ持っている人が多いよね。「営業って大変なんでしょ…」って敬遠されちゃうことが多くて…。
営業という言葉だけで、自分には無理無理って(笑)
私も無理無理って思ってた(笑)。でもね、本当に苦手で何とか頑張らなきゃと思ってやってきたけど、ちょっとずつ楽しくなってきたの。誠心誠意仕事をしていればお客様に伝わるということを実感したから。
Yさん、納品に行った時とか、お客様からのリアクション聞いた時にすごい誇らしくなるって言ってた。にやにやしてすごい喜んで、その感じで帰ってくる(笑)。
お客様のリアクションを直で受け取れるというのは営業の一番楽しいところというか、納品して、それが喜んでもらえて、また次の仕事をいただけるという流れは、一番大事な原点だと思うかな。
やっぱりそこが醍醐味だよね。
正文社の営業さんたちは、積極的にお客様のリアクションを伝えてくれるし、お客様とコミュニケーションをいっぱい取っていろんなものを引き出してくる。そのおかげで、僕はこの会社に入ってからできることがめちゃくちゃ増えたんです。やったことのないお題がたくさんふってくるけど、その課題を解決してできることが増える。それもムチャブリってことじゃなくて、営業さんが「この課題を何とかして実現する方法を考えよう」って投げかけをしてくれるからこそ、解決しようって知恵絞ると思うので。そこで、みんなで考えてみるって流れがすごくいいなって思います。
うちだと「営業って一人じゃないな」って思えるかな。やっぱり営業同士でも周りに相談できる人がいるし、制作関係で分からないことは制作部に聞いたら「こうやったらいいよ」というのもわかる。だから「一人じゃないんだ」という営業ができる、というのがうちの営業チームの強みかな。
営業って一人で頑張らなきゃいけないって思われるかもしれないけど、うちはそうじゃないよって。いろいろなことにその道のプロがいて、なんでも相談できるから「自分は一人じゃない」という営業ができる。正文社の営業スタイルの独自性というか、その特徴こそが正文社の良さに繋がってるなというのは今回改めて思いました。
やっぱり助け合えるという部分がすごく大きいよね。新人さんもいきなりポンと放り出したりとかしないし、何か困ったことがあれば、誰でも助けてくれるからね。
困ってる雰囲気を醸し出しているだけで誰かが声かけてくれるというか。困ったな~どうしようかな~ってやってたら、みんなが一緒になって解決策を考えてくれる。
前から正文社はアットホームって言葉を使っているけど、そういう意味でのアットホームだよね。アットホームというと、ぬるま湯とかなれ合いみたいな感じに聞こえてしまいがちなんだけど、そうじゃなくて。営業チームでいうと、やっぱり営業のプロフェッショナルが集まっているので、着実に成長できるってこともあるし、みんな助けてくれるから安心して営業活動できるってことかな。
たぶんね、みんながみんな「いいものを作ろう」って思っているから、それが一番強いよね。部署やチームに限らず、お互いにいろんなことを共有して高めあいながら、みんながやりやすく、効率的に仕事ができるように環境を整えていきたい。正文社で働くみんなの特性がどんどん見えてきているので、これからもそういうところを伸ばして仕事とか各方面に活かしてね、みんなでいい仕事をしていきたいと思っています。