採用サイト座談会③
採用サイト制作アフタートーク・若手座談会:
若手社員から正文社に興味をもってくれた皆さんへ
本採用サイトの制作は、弊社の若手社員がチームとなって担当いたしました。
それぞれの得意分野を活かしながら、各々が新しい挑戦にも取り組み、「ものづくり」をすることの面白さを改めて実感するプロジェクトになりました。
前半はプロジェクトの振り返り座談会、後半は若手社員同士ならではの目線で語る同世代座談会です。
正文社で働く若い世代のリアルな声や雰囲気を、お届けします。
話者紹介
-
バーニーズマウンテンドッグ
- 入社年:2017年
- 現職歴:2年
- イメージをカタチにできた瞬間が最高です。
採用サイト制作担当ポジションデザイナー -
ネズミ
- 入社年:2018年
- 現職歴:4年
- なるべく楽して生きてます。
採用サイト制作担当ポジションリーダー
アドバイザー
コーダー -
ネコ
- 入社年:2020年
- 現職歴:3年半
- 仕事が早いと褒められるのが好きです。
採用サイト制作担当ポジションライター
インタビュア -
ニワトリ
- 入社年:2020年
- 現職歴:2年半
- 頭より先に手を動かして仕事をする方が好きです。
採用サイト制作担当ポジションデザイナー
イラストレーター
コーダー -
ウォンバット
- 入社年:2021年
- 現職歴:2年
- もの作りのモチベだけをエネルギーにして動く生き物です。
採用サイト制作担当ポジションプランナー
イラストレーター -
チワワ
- 入社年:2022年
- 現職歴:1年
- 1日中「言葉」の海を漂っています。
採用サイト制作担当ポジションライター
インタビュア
採用サイト制作アフタートーク
“成長を分かち合える存在がいる、もっと成長できる”
「新しい挑戦」と「新しい発見」って、やっぱりおもしろい!
―前半は採用サイト制作の振り返りとして、今回のプロジェクトで挑戦したことや、参加して良かったことなどのお話を伺いたいです。
経緯としては、社内で「採用サイトを新設したい!」って話があって、「それじゃあ、若い人達が集まってやってみたら?」って命を受けたんですよね。若い世代同士でも、「もっと横のつながりをつくれたらいいのにな…」って思いがあったので、そういう気持ちを汲んでくれたのもあったのかな。それで「若手社員で採用サイトをつくろう!」っていう話が決まったんだよね。
そうだったね。確かプロジェクトが始まったのは6月から。
Webサイト制作未経験のメンバーもいたので、初めて集まった日は、「そもそもサイトをつくるとは…」って確認からしましたよね。
「じゃあ、自分たちは何すればいいの…?」ってところから始まってね。
でも、みんな、前向きにいろいろアイデアを出してくれたよね。これまでやったことないことだったから結構大変な部分もあったけど、それぞれ担当が明確になってからはスムーズに動けてたんじゃないかな。
そうですね。それぞれ得意なこととか、できることがみんな違ったからこそできたことでもあって、楽しみながらできて良かったな~と思っています。
―では、皆さんが担当した役割や頑張ったことを教えてください。
私はデザインを担当しました。今まで一人でデザインしていて、誰かと協力するってことがあまりなかったので、今回楽しかったな~。普段の仕事だと、サイトのデザインも最終的にはおんなじような形におさまることが多いんだけど…
はっちゃけたデザインができない(笑)。
今回はある程度、好き勝手できるかなと思って、動きの追加とかいろいろお願いしました。本音を言うと…時間がもうちょっとあったら、もっとやりたいこともあったんだけど…(笑)。
仕事のジャンルは大体決まった感じなので、なんとなく雰囲気がいつもの感じ…っていうことが結構ありますよね。
こういうグループ制作は学生ぶりで、久しぶりにやったな~って気がします!
バーニーズさん的にやっぱりのびのびできたな~みたいな感じはありますか?
あるかもしれない(笑)。
僕は今回、サイト全体の企画とイラスト担当だったので、バーニーズさんとアイデア出しする機会が何回かあったんですね。バーニーズさんのアイデア力って、マジですごいんですよ!すごく面白いアイデアをポロッと言ってくれる。「ちょっとムチャブリだったかな…」って、ひっこめようとするときもあるんですけど、「本当にいいアイデアだから、ぜひやりましょう!」って盛り上がったのが、すごく楽しかった!
一人でやってると正解が分かんなくて。「いいと思う!」って言ってくれる人がいると、安心できますね。
企画書の段階でラフイメージは作っていたんですが、バーニーズさんがトップページのイメージを作って見せてくれたとき、初めてサイトのイメージが固まりました。バーニーズさんがイメージをカタチにしてくれたことで、みんなで目指すゴールが明確になったので、デザイナーの仕事ってすごいなって思った。
ラフがしっかりしてたからね。最初にもらったワイヤーフレームがあったから、やりやすかったな。
ワイヤーフレームは、やっぱりコーディング担当のネズミさんとニワトリさんの頑張りが大きいよね。みんなでこれを目指しましょうみたいな目標…最初にそれを整理してくれたから、みんなで目指すところを共有できた。
僕にはデザインのデの字もないし、絵心の絵の字もないから、イメージを出してもらうことで、「よっしゃ!これを完璧に作るぜ!」って動けるんだよね。あとは作り手として、どうしたらもっと良くできるかっていうのを、考えながら作っていく感じ。
今回のプロジェクトで、ネズミさんみたいな職人タイプのコーダーがいて、デザイナーが作ったイメージを実際に使いやすいものとして作り上げる人がいる、ってことがわかった。それで言うと、ニワトリさんは今回デザインもイラストも担当してるし、コーディングも頑張ってるし、もう全部やってるんじゃないですか!?
そうかもしれないですね。だけど、自分は未経験で入って経験も浅いんで、皆さんにたくさん力をお借りしたなって思っています。仕事でイラスト描くっていうのも全然したことなかったので、それもできて良かったですし。イラストに関しても、皆さんからアドバイスもらったりとかして、すごくいい経験ができました。
ニワトリさん、正文社に入ったときはWeb制作の経験があったわけじゃなかったんですね。
勉強はしてたんだけど、実務としては本当にまっさらでした。
今回はニワトリさんがメインコーダーなんですよね。土台から全部作ってもらって…。
ネズミさんが段階を踏んで確認してくれたので、スムーズにできてる感じです!イラストについてもウォンバットさんがアドバイスしてくれましたしね。自分の中で新たな発見があったり、もっとやるべきことがいっぱいあるっていうことにも気づけたりして、本当によかったです。
ニワトリさんはイラストでも、デザインでも、コーディングでも、引っ張りだこって感じでしたよね。実は、今期はニワトリさんとのデザイン勉強会も立ち上げて、それが個人的にめっちゃよかったです。みんなの得意なこととかももっと知りたかったから(笑)。得意なことって言えば、今回の採用サイトのキラーフレーズは全部チワワさんが書いた感じですけど、どういう心持ちでしたか?
私も今まで「文章を書くのが好き」とは思ってたんですけど、それが実際に仕事になるっていうのは初めてだったので、すごくいい経験になったなと思っています。それから、座談会を企画して、スケジュール調整したり、実際に運営したり、記事を書く以外の場面でも「言葉について考える」ことが経験できたのが良かったなと思っています。
座談会では「いろんな話の流れがあって、こういう言葉が引き出せた」、みたいな、そういうニュアンスとか言葉を拾って繋げてちゃんとそれが成立してる。
やっぱり話し手の言葉が一番大事なんですよね。せっかく集まって話してもらったので、その意味が最大に活きるように、っていうところを大事にしました。
作文が得意な人ってわりといるかもしれないですけど、座談会を記事としてまとめ上げるってすごい、どうやったらそんなことができるんですかって思ってます(笑)。
今回は1から全部自分で書いたわけじゃないので、書き手っていうと、ちょっと違うところもあるんですけど…、普段の仕事と今回挑戦したことに相乗効果が生まれていて、日ごろの経験が意外な形で活きてきたなって思っています。それから、ネコさんが色々頑張ってくれてたくさん助けてもらったのが大きかったかな。
そうかもしれませんね。ネコさんは普段から仕事の速さに定評があって、いつも予想以上の早さとクオリティーで返してくれるから。これまでは仕事を頼まれる立場が多かったと思うんだけど、今回、原稿の執筆依頼とか人に何かを頼むっていう機会が多かったですよね。慣れないこともあったと思いますが、緊張とかしました?
実はほぼメールでやりとりできていたので、そんなに緊張しなかったです(笑)。
今もそうだけど、座談会では、ネコさんがいるっていうことで空気が柔らかくなるのを感じるんですよね。
え~(笑)!?座談会のMCは変わりばんこだったんですけど、私がMCだった時は、みんなから「大丈夫?」って言われましたよ。チームリーダーからも心配されて(笑)。
ネコさんがいると和むっていうのは分かる。みんなにすごくかわいがられているし。座談会中も、ネコさんがいたからこそ、引き出せた話みたいなのがありましたよね。
そうですね。しかも、そのあとって大体ちょっと空気が和むから、その後の話が滑らかに進む感じがして助かる~って思ってました。
今回のプロジェクトでは、ネコさんに細々したことをたくさん引き受けてもらったのもすごく良かったなって思います。…慣れないことといえば、ネズミさんは、今回初めてリーダーとしてみんなをまとめるポジションに挑戦することになりましたよね。振り返っていかがでした?
自分で考えて指示出ししないといけないから、正直大変だなって思ったけど(笑)、結局みんな楽しそうにやってたから良かったのかなって思いますね。
やっぱり今回、Web制作のことを1番わかってるのはネズミさんだから、存在が大きかったですね。Web制作となると、やっぱり“基本のき”から分かってなくて、その基本中の基本から教えてもらってすごく助かりました。
若手社員から正文社に興味をもってくれた皆さんへ
“今、想像もしていないような「自分」や「トクイ」に出会える仕事”
あなたの「好きなこと」は、あなたの「最大の味方」だと思う
―今回の採用サイト制作を通じて、また、プロジェクト以外の内容でも、若い世代からみた正文社の特徴、強み、いいところ…を聞きたいです。
いいところって言ったらもう…この採用サイト、「若者で集まってやってみてよ、あとは任せるから!」っていうところが、いいところなんじゃないかな(笑)。
柔軟というかね、「こういうことやりたい」って言った時に、「じゃあやってみたらいいんじゃない?」って言ってくれるところがいいところ…、風通しがいいところじゃないかな。
20代で、まだキャリアがそんなに積まれてないと、社内でも発言力があんまりないのかな…?って思うかもしれないけど、正文社は割と若者の意見も真剣に聞いてくれる気がする。
そうだね。
今回のプロジェクトでも、「じゃあ上の世代はもう口出ししないから、とりあえずやってみて」って雰囲気だった。採用サイトって会社の顔になるけど、信頼して任せてくれてるんだな~なんて思った。
今回、「採用サイトをつくります」って言って、たくさんの方にいろんなことをお願いしたじゃないですか。原稿書いてくださいとか、アンケート協力してくださいとか。皆さんが快く引き受けてくださったのがありがたかったですね。
チームリーダーの皆さんは自分の仕事も忙しいのに、協力してくれる。話もちゃんと聞いてくれるところがありがたいですよね。
今回、正文社の強みとかを改めていっぱい考えたけど、このプロジェクトの進めやすさ自体が今の会社の強みそのものなんじゃないかなって感じたかな。
そうだね。
私は新しいものをどんどん取り入れていく姿勢がすごくいいなって思っています。社内に共用の本棚作ってみたり、アプリでもソフトでも新しいものが出たらとりあえず試したり…。いいものはどんどん取り入れていこうっていう柔軟な社風がいいなって入社してすぐ思いましたね。
何か新しい機能とか出ると、とりあえず遊んでみますよね。そういえば、フォトショの「生成塗りつぶし」って機能、使ってみました?(ここで機能について語ってくれています。略。)…試してみてください。後でURL送ります!
それこそWebチームは勉強の時間がありますよね。その時間をつくってくれるのはありがたいんじゃないかなって。どんなこと勉強してるの?
基本的に何かしらの最新技術かな。それこそChat GPTが出始めた頃とかは、どういったやり方すればうまく使いこなせるかとか。技術系のニュースサイトみたいなものがあって、そこをチェックすることが多いかな。
業務として時間をとってくれているっていうのは結構すごいことなんじゃないかな。僕らOfficeチームは勉強の時間って特に設定されてないけど、みんなすぐ調べる癖が付いている(笑)。
でも、マニュアルに載ってることも多いから、分からないな~と思って相談してみると「それマニュアルに書いてあるよ」って言われることもある(笑)。
確かに!うちのチームはマニュアルシステムがすごいんです。最初は大変だけど、それでいろんな勉強ができていくっていうシステムになっていて、未経験でも順番にマニュアルと課題をこなしていけばできるようになるのは心強いかも。
私、新卒採用だったんで、よくわかります。
ああそうですよね。ネコさんは新卒で入ったんだ。
A.Sさん(現チームリーダー)が、社員の好きなものを取り入れてマニュアルをつくってくれたんだよね。
じゃあA.Sさんがすごいんだ(笑)。
わかんないことがあって調べたら、「じゃあそのマニュアル作っといて~」っていう感じでどんどん増えてくの。
更新頻度も結構高いですよね。
うちの会社が、未経験お断りみたいな雰囲気じゃないのは、そのマニュアルのおかげもありますよね。「やる気だけもってきました!!」っていう人に、「じゃあまずはマニュアル見ればわかるよ」って言えるから。社員が蓄積してきた今までの知恵がマニュアルとして残っている。今、制作部の中ではそういうシステムがあるのが、すごいいいなって思います。
―ありがとうございます。それじゃあそろそろまとめに行きましょうか。
これから正文社で一緒に働くかもしれない人に向けて言っておきたいこと、ですよね。
そうですね。私は、「ものを作る」ってことが好きであれば一人一人ができることも多いし、大きな組織の中で毎日同じ決まったことをやるっていうよりも、「『ものを作る』ことが好きっていう気持ち」を大事にしながら働くことができる会社であり、環境かなと思っています。
他の会社だったら一生経験しなかっただろうなっていう仕事が山ほどあって、若くてもそういうことに挑戦させてもらえる。だから、「マジでできること増えますよ」って言いたいかな。僕は入社前から企画やイラストの業務経験はあったんですが、それぞれ全く別のお仕事としてやっていました。でもこの前、とある展示会イベントの企画から展示物のデザイン、イラストの描き下ろしまで、全部に携わらせてもらえる機会があって、どんどんいろんなことができるようになった。自分の興味関心だけじゃ想像できなかったようなことを、たくさんやらせてもらえることに今も驚いてる。
そうだね。僕は本当にマジの未経験で入ってきたんだけど、今Webの仕事でサイトを作ることができてる。入社したらできることはいっぱいあるし、何かしら自分のやりたいことが見つかると思う。とにかく、やる気と向上心があればなんとかなると思うし(笑)。あと、自分のもってるもの…、僕だったら、「パソコンとか機械が好き」ってことを活かして社内のパソコンの選定とかもさせてもらってる。そんな風に自分のもってるものがひょんなところで活かせる可能性がたくさんあるんだよね。
私はこの会社に入社して初めてInDesignのソフトを使い始めたんですけど、丁寧に教えてくれる人が周りにたくさんいるんです。そのおかげで、できるデザインの幅が広がって、できる仕事が増えました。まだまだ成長できる部分があるんだなとワクワクしてます(笑)。あと、毎年同じ仕事ばかりじゃないんですよね。常に新しいことが入ってくるから、そのたびに身につく知識も増えていって、プラスになることばかりなんです。
できるようになったことが増えると、それを活かせる仕事をもってきてくれる営業がいるっていうのがすごいですよね。それでまた僕たち制作のスキルが上がっていくのがいい循環になってて、会社全体としてレベルが上がっていく感じ。
とにかく成長の機会をもらえるよね。あとは、やっぱりお客様との繋がりが強いこと。ありがたいことだなあと思っています。
私は、“好き”が必ず活かせる会社なので、好きなことをどんどんアピールしたらいいんだなって思いました。入社したときは、まさかイラスト描く仕事ができると思ってなくて。たまたま、「みんながやってる仕事とか好きなことを話し合おう」っていう機会があった時に、私が「こういうイラストが好きで、こういう絵を描いてます。」って紹介したら、それが何件かお仕事に繋がりました。なので、「これが仕事になるなんて…」って思っていることでも、好きなことやできることはアピールした方がいいなって思いました。
僕も、正直、(趣味で描くような)得意な雰囲気のイラストだと、あんまり今の仕事には活かせないだろうな…って思ってたんです。でも、営業さんが自分のイラストを求めてくれるお客様を見つけてくれたおかげで、めちゃめちゃ描くことになりました(笑)。そういうことを拾ってくれる人がいる環境っていうのは、いい環境なんだなっていう気がしますよね。
私みたいに新卒で入って、“社会人ってどんなもんかも分からない、ガチの未経験”でも、ちゃんと社会人として成長できる。マニュアル見ながら1、2年頑張ってきて、今ではいっぱい仕事を任せてもらって、一番手持ち多い時もあるくらい。特別なスキルはないですけど、「仕事早く片付けられる!」とか、個々の得意なところを見つけやすい環境で、みんなが“自分の得意”を活かせてると思います。やる気がある人なら、誰でも成長して会社の力になれると思います!
今アピールできることがない…と思っても、何が「自分の得意」になるかわかんないし、それがきっと見つかるはず。それこそ、ネコさんが「めちゃめちゃ仕事が早い」っていうのは、正文社で仕事をするなかで発見されたことだから。その芽が出ていた時に、それを無視しない環境というか。それを見守って育ててくれるみたいな、やっぱり若い世代としてはそこが良い会社かなと思います。